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イベント・施策

8月29日から全国5箇所で始まる私立大学フォーラムとは?

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私立大学フォーラム

8月29日に東京会場の品川プリンスホテルでの開催を皮切りに、私立大学フォーラムが全国5箇所で開催されます。イベントを運営するのは、四年制の私立大学をメンバーとする大学団体である一般社団法人日本私立大学連盟です。私大連盟には、現在121の大学が加盟しています。(2015年4月時点)さて、高等教育に関わる課題をテーマに行われる私立大学フォーラムとはどのような内容なのでしょうか。

私立大学フォーラムでこんなことを学べる

私立大学フォーラム

フォーラムには、私立大学の先進的な取り組みを紹介して共有するという狙いがあります。広報担当だけでなく大学関係者がこれからの大学の在り方を知る機会となっています。各回で著名人をパネリストとして招いて、私立大学がこれから目指す姿を一緒に考えていきます。

8月29日東京会場「イノベーション人材と大学教育」

13:00~17:00
品川プリンスホテル
募集は終了しています

パネリスト
松坂浩史氏(文部科学省 大臣官房文部科学広報官)
高橋俊介氏(慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授)
曽山哲人氏(株式会社サイバーエージェント人材開発本部長)

働き方が変化する中で、今後日本で必要とされていく人材の輩出、教育について学ぶ会です。偏差値で競い合い、大企業に入社して終身雇用を全うする労働環境は終わりつつあります。

9月26日名古屋会場「働く女性支援と大学の役割」

12:50~17:00
中京大学 名古屋キャンパス
先着定員:500名

基調講演:坂東眞理子氏(昭和女子大学理事長・学長)

パネリスト
宮原淳二氏(東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部部長)
小川智由氏(明治大学商学部教授 リバティアカデミー「女性のためのスマートキャリアプログラム」コーディネータ)

男女共同参画社会を実現する上で女性のキャリア形成における支援について講演されます。労働環境整備など女性を支援するために大学が果たせる役割は何なのでしょうか。

10月17日福岡会場「グローバル教育とは!?」

13:00~17:00
西南学院大学 西南コミュニティーセンター
先着定員:200名

基調講演:徳川家広氏(政治経済評論家、徳川宗家19代)

パネリスト
大六野耕作氏(明治大学政治経済学部教授 グローバル人材育成教育学会理事・副会長)
大久保幸夫氏(株式会社リクルートホールディングス専門役員・リクルートワークス研究所所長)

国際的な競争力が高まり、大学もグローバル教育が求められるようになりました。大学生き残りの鍵はグローバール化だと言っても過言ではありません。グローバル人材、グローバル教育について企業と大学の立場から検証します。

11月7日松山会場「地域と元気を共有できる大学づくり」

13:00~17:00
松山大学 文京キャンパス
先着定員:500名

パネリスト
葛見雅之氏(財務省大臣官房総合政策課専門官兼財務総合政策研究所資料情報部・調査統計部)
山内太地氏(一般社団法人大学イノベーション研究所所長)
柏木正博氏(学校法人大正大学専務理事)

少子化と大都市への流出によって地方の大学は対策を強いられています。行政や企業と連携した取り組みや地元をもっと盛り上げていくための取り組みについて共有していきます。地方創生のために大学が持つ役割というのはとても大きいものです。

12月5日大阪会場「前門に教養主義の衰退、後門に反知性主義」

13:00~17:00
関西大学 千里山キャンパス
先着定員:200名

パネリスト
竹内洋氏(関西大学東京センター長、関西大学名誉教授・京都大学名誉教授)
白井聡氏(京都精華大学人文学部総合人文学科専任講師)
森本あんり氏(国際基督教大学学務副学長)

パソコンやスマホの普及により、学生の教養を築く土台となるのは変化しています。少し前の時代では、みんな書物を読んで教養を育みました。知る、考える、行動することの土台について再考します。

 

まとめ

全国で学べる私立大学フォーラムについてご紹介しました。参加は無料、事前予約で参加可能です。今後の学校の方向性を構築するために参加してみてはどうでしょう。

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