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就職・キャリア支援で学校は変わる!参考にしたいキャリア支援の取り組み【専門学校編 Vol.4】
京都理容美容専修学校、大阪社会体育専門学校、関西外語専門学校、大阪情報専門学校
就職・キャリア支援に力を入れている様々な業界の専門学校を取材して、就職状況や取り組みを伺うシリーズの4回目。今回も興味深いお話が聞けました。
京都理容美容専修学校
1915年創立。100年以上の歴史を誇る京都理容美容専修学校は、充実した学習システムで「美容師」「理容師」の国家資格取得率も全国トップクラスの専門学校。「トータルビューティー」をキーワードに理容美容業界で幅広く活躍できるよう、様々な資格取得が目指せるカリキュラムが特長です。
今回は美容科長の積美樹様にお話を伺いました。
昨年創立100周年を迎えられたそうですね。
はい、実は日本で最も歴史の長い理美容学校なんですよ。
学校の特色としては、「トータルビューティー」をうたっています。他校では1年生の間は総合的な基礎を学び、2年生になるとネイル科とかエステ科とかコースで分かれることが多いんですが、本校では2年間で様々な美容のスキルや資格をとることができる教育方針をとっています。
理美容系のことはしたいけれど、まだはっきりと何がしたいかわかっていない方や、トータルで理美容のスキルを身に付けたいという方には向いていると思います。
先日美容室のオーナーの方にお話を伺った際も、本校の卒業生は大体のことは授業で経験していて、はじめてのことを依頼する場合でも覚えがいいと言っていただきました。
歴史が長いので、家族3世代で来てくれていたり、卒業後何年か働いて「今度独立することになったので、求人お願いします」といってきてくれたり、卒業生のネットワークも大きな強みですね。
就職状況はどんな感じでしょう?
毎年学生数の数倍にあたる1000社以上から求人をいただいているので、
希望する学生に対しては毎年100%です。
いわゆる売り手市場で就職できないということはありません。いかに学生の希望にあったところをマッチングできるかというところになっていますね。
ありがたいことにたくさんの求人票をいただいていますので、求人情報や会社説明会の情報を学生にしっかり伝えられるように気を配っています。
今の学生はあまりガツガツしていないというか、受け身の学生が多いので、こちらからちゃんと伝えてあげるようにしないといけないんですね。
面談の中で学生に情報を伝えたり、学生からの要望をヒアリングしているんですね。
はい。個人面談などで学生の要望を聞いてその学生に適した就職先を紹介するようにしています。
昔は美容室の名前で選ぶ子もいましたし、照明が暗い職場がいいとかいう子もいました。明るいところで働くのが恥ずかしいとかで、暗いお店を探しに回ったりとかもしましたよ。(笑)
就職先の場所をとっても、学生が自宅から通うのか、これから新しく住居を借りて通うのか、電車路線、バス、どうやって通うのかなどを考慮して紹介します。
本校には遠方からもたくさんの学生がマンションを借りて一人暮らしをして通ってくれていますので、その学生のマンションの更新期限なんかも気にするようにしています。
どんな学生が多いですか?
今の学生は本当にまじめで、特に本校は校則で髪の毛を染めるのが禁止なんです。
こういった業界を目指す若い子なので、自分も髪の毛を染めたりオシャレがしたいという気持ちはすごく大きいと思うんですが、その一番自分がしたいことを我慢してでもこの学校で学びたいという意欲のある人に育って欲しい、という校長の思いがあるので、同じような理美容系の学校の中では真面目で思いが強い子が多いんじゃないかと思います。
この間卒業生が遊びに来て話してくれたんですが、「私は中学、高校とずっとクラブ活動で髪の毛は短く、顔も真っ黒にしてやっていたので、私にとってはこの学校があって助かった。」って言ってくれていました。
そういった部分では親御さんも安心してくれますね。
学生はどんなときに美容師になりたいと思われるんですかね?
入試の面接なんかで話を聞くと、小さい時からずっとお母さんに髪をきってもらっていた子は、はじめて美容室にいった時に感動するようですね。 美容室にはちょっと物心ついてから行き始めるということもあるんでしょうけど、すごくかっこよくしてもらったり、コンプレックスだったくせ毛をうまく活かす方法を教えてもらったりとか、すごく嬉しかったという話をよく聞きますね。 そのときに、こんなに嬉しいと思ったことを、自分も将来誰かにしてあげられるようになりたいと思うことがキッカケのようです。
人を笑顔にしたり、感動してもらえるような仕事がしたいと。
人が好きな子が多いんだと思います。
キャリア支援で力を入れている部分はどんなところでしょう?
国家試験のある職業なので、国家試験に合格させるというのは大事だと思っていますし、
就職にしてもせっかく学校を出て資格を取って就職するんですから、パートとか、契約社員といった不安定なところではなく、ちゃんと正社員で就職してほしいなという思いはあります。
また、信頼している店舗や卒業生が活躍しているところには安心して送り出せますね。
そういった意味では、受け入れ先のオーナー様とのコミュニケーションもとても大切です。
コミュニケーションをとることで、それぞれの店舗がどのような学生を望まれているか把握でき、ミスマッチを防ぐことができますので。
また、本校には「完全就職保証制度」というものがありまして、合格するまで“無料”で技術指導、講義がうけてもらえます。もちろん卒業後の転職や再就職もサポートしています。卒業後して終わりではなく、卒業後もずっとサポートしていくことで安心して働きつづけてもらえればと考えています。
また、本校では校長自らが授業を持っていて、学生全員の性格もよく把握しています。
就職がうまく進まないと最後は校長が出てきてサポートしてくれたりもします。全校をあげて就職をサポートしているので、担当の私としても安心できる部分はありますね。
目指すキャリア支援とは?
一方通行ではなく、学生の想い、企業の想い、両方の想いをマッチングできることが理想だと思います。
大阪社会体育専門学校
大阪市天王寺区にある大阪社会体育専門学校は、「アスレティックトレーナーコース」「テニスコース」「警察官・消防官コース」「スポーツマネジメントコース」「フィットネスコース」の5つのコースと6つの専攻でスポーツに親しむ人たちを指導する、プロのアスレティックトレーナー・スポーツインストラクターを養成している専門学校です。
今回は学生部就職課長の青木俊也様にお話を伺いました。
スポーツの学校ということですが、どんな仕事があるんでしょうか
以前はスポーツで職業というと体育の先生くらいしかないイメージでしたが、最近では、スポーツトレーナー、インストラクターやスポーツショップの販売を始め、介護業界などリハビリ関係の仕事と、いろんな場面でニーズが出てきている感がありますね。
インストラクターでも昔はアルバイトという印象の仕事でしたが、今は雇用条件も良くなりちゃんとしたお給料が支払われ、仕事になっていますしね。
年々ニーズも多様化していて、様々な職種が出てきているので、都度学生には紹介するようにしています。
また、学生の中での人気職種には年によって流行りもありますね。
去年は少なかったんですが、今年はフィットネスのインストラクター系が多いとか。
就職・キャリア支援についてズバリ、貴校の強みはどこでしょうか
学生一人ひとりへの手厚いサポートは本校の特徴ではないかと思っています。
担任と私の2人体制でサポートしているんですが、学生数もそこまで多くないので、全員の顔と名前、性格や就職活動の状況を把握して密にコミュニケーションをとって指導しています。
また、何と言っても一番の強みは卒業生との繋がりが強いということです。
学校ができて今年で36年になるので、卒業生も約6000名輩出しています。
卒業後キャリアを積んで社長や人事権を持っている卒業生も中にはいますので、卒業生に声をかけていろいろお願いすることもあります。
模擬面接を学生が就職を希望する業界の卒業生にしてもらうことなんかもあるんですよ。
実は私もこの学校の1期生なんです。就職を担当して30年が経ちますので、卒業生もだいたいのことはわかっていて、お願いすれば二つ返事でOKしてくれることが多く、大変助かっています。
就職もそうですが、インターンシップでも卒業生が就職したところにお願いできるので、卒業生のネットワークは本学の大きな強みですね。
私たちも卒業生に預けられるのは安心できますね。
企業からはどんな人材が求められているんでしょう?
それはもう簡単で「元気で明るい」が一番多いです(笑)
引っ込み思案ではなく、できるだけ前に出ていける子が求められますね。
ですから、普段から挨拶を徹底させたり、授業でも話し方の授業を設けたり、教室の掃除は1年生が担当するなど、これは逆に管理が大変なんですが、そういったことで企業からの求人をいただけている部分もあるのではないかと思っています。
これから取り組もうとされていることはありますか?
はい、来年から「森ノ宮医療学園専門学校」さんと提携・協力することで4年間でスポーツ業界に必要な知識・技術と鍼灸・柔整の受験資格が取得できるダブルスクールを実施する予定です。
最近ではアスレティックトレーナーも鍼灸師や柔道整復師の国家資格を目指す人が増え、それらを取得することで卒業後の就職にも選択肢が広がると思っています。。
卒業後も活躍できる人材育成のために今後もいろいろ考えていきたいですね。
最後に目指すキャリア支援とは?
そして卒業してからも長く付き合っていければと思っています。
関西外語専門学校
大阪は天王寺駅から徒歩5分。「言葉は未来を拓く」という概念のもと、40年以上も外国語教育を続けている関西外語専門学校。留学生も多数在籍。個人の語学力に合わせたクラス制を採用しているのでレベルに合ったクラスで安心して授業を受けられます。
今回は事務局長の大江章弘様にお話を伺いました。
最近の就職状況はいかがですか?
現在約200名の学生が在籍しておりますがそのうちの約6割が留学生です。国籍は台湾、中国、韓国など東南アジア諸国が中心ですが欧米など非漢字圏からの学生もおります。就職を希望している学生の就職率は日本人学生で約9割、留学生ではほぼ100%でしょう。
特に入ってくる段階で就職を目的にしている学生は、日本人で50%、留学生で30%くらいですが、必ず就職していきます。
また、就職、進学する学生の他に留学する学生もいます。
留学を希望する学生には英語圏の提携校で学んでもらっています。
在学生の半数が外国人なんですね
はい、隣に日本語学校も併設しているんですが、こちらはアジアを中心に欧米、アフリカなど28の国や地域から、400名近くの留学生が日本語を学びに来ています。
日本で外国語を学ぶ学生にとっても、留学生で日本語を学ぶ学生にとってもお互いにネイティブとコミュニケーションを取れる機会が多いのが、うちの特徴でもありますね。
御校は就職先が幅広い印象ですが、学生はどのように就職先を選定しているんでしょう?
学生は求人票から就職先を見つける以外に、自分で就職情報サイトから見つけてくることもあります。特に留学生は求人票よりも自分で見つけてくることのほうが多いですね。
単に大きな企業に就職したいというよりも自分のスキルが活かせるかどうかという部分にこだわっている学生が多いように思います。
日本人の学生は英語を使った仕事を目指すことが多いので、貿易関係が人気ですね。
日本と取引がある外資系の企業とか、日本が本社で中国に工場がある企業で現地とのやり取りをする人材としての採用も多くて、幅広い分野の企業からニーズがあります。
日本で就職を目指す留学生は、異国での就職活動になるので、大変そうですね?
そうですね。うちに来る留学生は母国ですでに日本語を学んでいるケースが多く、日本語能力試験のN2レベルを取得いる学生が中心ですから、しっかりと日本語を話せる学生は多いです。
ただ、今は各企業様も留学生だからといって別枠ではなく、日本人の学生と同じように入社試験をされることが多いんです。そうすると、話せるとはいえ日本人の学生と同じようにはいかないので、留学生にはそういった情報も伝えて検討、対策してもらえるようにしています。
インバウンド需要の増加でカリキュラムに影響はあるんでしょうか?
最近は大阪府からの要請もあるんですが、企業からも中国語が喋れる人材のニーズが多くて、本学としても育成の強化に力をいれています。
観光については昔からカリキュラムには組み込まれているんですが、より詳しく、より専門的にと強化している部分はあります。かつては英語だけ話せればよかったんですが、今は中国語も話せて、英語も話せる人材が求められています。
例えば、卒業生のなかにはJRの外国人旅客専用の「みどりの窓口」で働いている者や関西空港の案内カウンターで働いている者もいるんですが、そういったところではまさに英語も中国語も話せる言語能力をもった人材が求められていますので、毎年人材が不足していて、もっと人材いませんか?とお問い合わせいただいています。
また、最近は販売業務でも通訳・翻訳の力が求められていて、一定の語学力があれば活躍できるフィールドがどんどん広がっているというふうには感じますね。
キャリア支援で最も力を入れているのはどこですか?
入学してすぐ、早い時期から進路や2年間の目標を立てるところからスタートして、就職ガイダンスのほか、就職とか進路に関する授業が必ず週に1回以上あって、そこでは届いた求人票やインターンシップ、会社説明会の紹介等もしています。
ただ、授業だけでは全てをカバーしきれないと思っていますので、個人面談などの「個別対応」に最も力を入れています。
なかには、かなり難しい希望を言ってくる学生もいますけど、出来る限りのアドバイスをして、チャレンジは後押しするようにしています。
担当教員と教務課の職員は手が空いていれば全員がサポートに回るようにしていますので、教員みんなで常時学生の状況などは共有するようにしています。
また、国際的なイベントでの通訳のスタッフとして実習のような形で学生を派遣することもよくあります。
大阪マラソンや京都マラソンなどにもボランディアスタッフとして参加してもらいました。関西では日中と日韓の通訳翻訳という学科をもっている専門学校が少ないので、よくお声がけいただくことがあって、幸いそれがいろいろな団体で一定の評価をいただいています。
当初はキャリア支援というよりも、通訳を現場で実践してもらう意味合いが強かったんですが、最近はそういった活動が就職に繋がることもありますね。
最後に目指すキャリア支援とは?
入学してから卒業までではなく、卒業後もしっかりとつながって、有効期限なしのキャリア支援を目指していきたいと思っています。卒業した留学生の中には、「母国の台湾に帰って日本の小説を翻訳しました」と手紙をくれた子もいましたし、「韓国に帰って仮面ライダーの映画に字幕つけてます。」という報告をしてくれたこともありました。卒業後も学生とつながれる関係をつくって、卒業生の活躍を紹介できれば、これから先、通訳・翻訳の仕事に興味を持ってもらえる学生がもっと増えるのではないかと思っています。
大阪情報専門学校
プログラム、ゲーム、事務、医療情報等のコンピュータを利用したIT技術が習得できる大阪情報専門学校。大学(姉妹校の北海道情報大学)と専門学校をひとつのキャンパスで学び、大学卒業資格と専門性の高いIT技術、IT資格が取得できる、大学併修学科が特長的です。
今回は就職指導部マネージャーの土手良介 様にお話を伺いました。
最近の就職状況はいかがでしょうか?
就職率は開校以来100%を維持してますが、2、3年前から状況がかなり良くなってきています。少子化に伴って後継者が減ってきていることもあって、完全に売り手市場と言えますね。
キャリア支援として力をいれているところを教えていただけますか?
カウンセリングや面接指導など、マンツーマンの個別指導を徹底して行っています。
試験でいい点を取るのも大切なんですが、採用試験の場合は最終的に面接で自分からのアピールができるかどうかが大切になってきます。
学生には社会経験がないので、どういったことをアピールすればいいのかもわからない状態です。そのため、「なぜ自分がこの会社で役に立てるのか」をうまくアピールできるようになるまで、模擬面接を何度でも徹底的に行うようにしてます。
学生からは、練習の方が緊張すると言われますね。
というのも、どのようなシチュエーションでも力が出せるようにと、わざと緊張する雰囲気を作るようにしていますので(笑)
また、学校に企業をお呼びして説明会から選考までを実施してもらっています。
今年は3月から7月の半ばまで、ほぼ毎日2社くらいにお越しいただいて、学内での企業説明会を実施しました。
外部の求人紹介サイトなどを活用されているところも多いと思いますが、本校の学生の場合は、7割〜8割が学内の説明会から採用に結びついています。
特に今年は売り手市場ということもあって、大手企業への就職率を高める取り組みを行いました。
具体的には上場企業のみにお声がけして合同企業説明会を実施して、20社近くの企業に参加していただきました。
実際にそこから採用につながったケースもあって、成果が出ました。
インターンシップへの取り組みについてはいかがでしょう?
サマーインターンシップとウィンターインターンシップを多くの企業が実施されているんですが、特に最近はインターンシップで学生を確保しておくという企業の動きが目立つようになってきました。そのため、昨年からはすべての学生に最低1社以上インターンシップへ参加するようにと大号令を出して、必ず就職活動の1年前にインターンシップを経験するように義務づけています。
そこから就職に結びつくこともあるので、インターンシップは今や、就職活動の一部になってきています。
インターンシップもそうですが、就職活動のスケジュール全てが早まっている状況なので、就職対策の講座や筆記試験対策なども半年以上前倒しして早い時期から行うようにしています。
企業からのニーズはどのように汲み取っていますか?
企業の採用担当者とは、年間で数百人くらいの方と面談する機会があるんですが、そういった時にいろいろと業界の動向を確認するようにしています。
今年は自動車の自動運転に関する技術者が不足していて、多くのメーカーが競い合っていることもあって、とにかくすごい数の人材を投入されていますね。
例えば2年ほど前だと、情報系の中でもインフラエンジニアと言って、ネットワークなどの環境を構築する技術者が圧倒的に不足していました。そこで、その道の専門家を本校に招いて学生に向けてセミナーを開催してもらうなど、学生に今ニーズのある職種に興味を持ってもらうような取り込みも行っています。
今後強化しようとしている取り組みはありますか?
学生のヒューマンスキル向上への強化です。 お客様とのコミュニケーションを重視される企業が圧倒的に多くなってきているので、今一番強化している取り組みの一つですね。 技術力に関する指導は歴史も実績もあるのですが、情報系といってもお客様あっての仕事なので、個々のコミュニケーション能力を最大限発揮できるように取り組んでいます。
うちはコンピューターの学校ですので、みんなとワイワイ外に遊びに行くよりも、家で一人でコンピューターを触っていた方が楽しいといった、コミュニケーションが苦手な子もいますので、対策としてヒューマンスキル向上のための科目を設けて、その中でグループワークでのディスカッションやみんなでまとめたものを発表するプレゼンなどを実施しています。
また、スクールカウンセラーによる個別指導なども同時に行っていきます。
キャリア支援で難しいと感じることはありますか?
就職というのは景気の状況やちょっとした事で、一気に状況が変わったりします。
今年のように売り手市場の場合は楽な部分もありますが、その分企業からの問い合わせが増えてそちらに手をとられることが多くなり、学生へのサポートが手薄になってしまいます。逆にリーマンショックのような状況では一気に求人数が半分になってしまうこともあり、学生の希望だけを聞いていると就職できない子を出してしまうことにもなりかねません。常に世の中の動きを把握してやり方を変えていく必要があるので、難しい部分はありますね。
最後に目指すキャリア支援とは?
まとめ
「就職・キャリア支援で学校は変わる!参考にしたいキャリア支援の取り組み」というテーマで実際に専門学校を取材させていただいた企画も今回が最終回。計13校にご協力いただきました。今回の取材で驚いたのは、どの専門学校も就職・キャリア支援に非常に力を入れていて、学生ひとり一人へのサポートが徹底しているところでした。最後の一人が就職するまでサポートする、卒業後も永続的にサポートを続けている、といった学校も多く、やりたい仕事がある学生にとって、専門学校はとてもいい進学先だと思いました。
ご協力いただきました、専門学校の皆様ありがとうございました!