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大学が運営するキュレーションサイト

近畿大学、明治大学

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キュレーションサイト
最近よくインターネット上で目にする「キュレーションサイト」
そのキュレーションサイトをなんと、大学が本格発信しているのが近畿大学の「Kindai Picks」
今回は、キュレーションサイトの動向についてや、大学広報としてのキュレーションサイトの位置付けなどをご紹介したいと思います。

キュレーションサイトとは

インターネット上の情報を収集しまとめたり、収集した情報を分類してつなぎ合わせ、また違った価値を持たせて共有すること「キュレーション」といい、有名なところでいうと検索サービス「NAVER」などが代表的ですね。
スマホの普及に伴って、雑誌よりも目にする機会が多いかもしれないですね。手軽に色々な情報を一度に得ることができるのが人気の秘訣ですね。

近畿大学発 キュレーションサイト

KindaiPicks

そこにいち早く反応し、大学が自らキュレーションサイトを運営しているのが近畿大学。
Kindai Picks」は近畿大学の広報系のニュースだけではなく、世界の大学から見た自校の位置付けや、社会的なトピックス、健康トピックスなど、様々な切り口で記事を展開し情報発信しています。

Kindai Picks(キンダイピックス) | 近畿大学のニュースメディア

広報の巧 近畿大学

キュレーションサイトなど時代のニーズにあった形で情報発信を行っている近畿大学。

その近畿大学の国際学部の広告に対し、「新聞広告賞」第68回新聞大会記念企画 広告主部門・新聞広告賞が授与された

との記事も掲載されています。
その広告がこちら。

近畿大学

インパクトありすぎです。
しかし、このインパクトと積極性こそが広報には必要な部分で、近畿大学が広告戦術に長けている所以ですね。

大学広報としての、キュレーションサイト

スマホやインターネットの普及に伴い、各方面で「コンテンツ」の拡充が重要視されている中、大学広報でもホームページから情報発信する「大学HPのメディア化」の流れが始まっています。
キュレーションサイトは、それ自体がメディアであり、そこから自校の情報だけでなく、ありとあらゆる情報を発信することでよりコアなターゲット層からの大学への注目を集めるという囲い込みの施策と言えるでしょう。
近畿大学だけでなく明治大学でも「Meiji.net」というサイトを運営しています。

Meijinet

こちらのサイトは、記事を編集サイドと大学の教授陣が執筆しており、より専門性の高い情報を発信しています。
今社会で起こっている身近な話を、大学の教授陣が記事として執筆することで、大学の授業をより身近に感じることができますね。

明治大学の教授陣が社会のあらゆるテーマと向き合う、大学独自の情報発信サイト「Meiji.net」

まとめ

いかがでしたか?大学発のキュレーションサイト。

時代のニーズに合わせた施策と言えますね。情報がどんどん多くなってくる中で、その情報をどう精査し、どう伝えるか?という部分がメディア発信のポイントになってくると言われています。

大学広報としても、ただ単純に大学に関する情報を発信するだけでなく、世の中全体的な流れの中での自校のポジショニングを広報することも大事になってくる時代なのかもしれません。

クロスウィッシュでは「入試広報ラボ」を運営していることもあり、こうした大学や専門学校のオウンドメディアによるコンテンツマーケティングに関するご相談をいただく機会が多くなってきています。
キュレーションサイト(オウンドメディア)の企画、構築、運用サポートなど、是非お気軽にご相談ください。

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