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イベント・施策

学生のミスマッチをなくす WEEKDAY CAMPUS VISIT

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WEEKDAY CAMPUS VISIT

学生獲得するために各大学はオープンキャンパスを実施したりと力を注いでいます。しかし、進学率の上昇に伴って学生と大学間のミスマッチが増えてきています。そこで、2012年に始まったWEEKDAY CAMPUS VISIT(以下WCV)という高校生の進路発見プログラムが注目され始めています。WCVとは一体どんなプログラムなのでしょうか。

学生のミスマッチと学部の複雑化に目をつけたNEWVERY

今、大学への進学率は53.5%に上り、そのうち中退者が年間で約6万人、再受験者が約4万人という数のミスマッチが起こっているようです。新設される学部も多く、複雑化していることで学生の大学、学部選びが困難になっているためです。そこに目をつけたのがNPO法人NEWVERYでした。

中退率

NEWVERYは高等教育事業やクリエイター支援事業など教育事業を中心に行っています。2009年には「日本中退予防研究所」も設立していて、以前から学生の中退抑制に取り組んでいました。

 

WEEKDAY CAMPUS VISITとは?

WCVとは、オープンキャンパスのような準備されたイベントを通じて大学を知るのではなく、実際に大学生と同じように1日を生活することです。自分でキャンパスまで行き、最初にガイダンスで1日の流れを確認します。そして実際に1~3コマの授業を受講できるので、大学生活のリアルな実態に触れることができることが特徴です。

 

  1. 各自で大学まで通学
  2. ガイダンス
    WEEKDAY CAMPUS VISIT ガイダンス
  3. 授業を受講授業を受講
  4. 昼は各自で食事(学食がある大学は利用も可能)
  5. 振り返りワーク振り返りワーク

 

昼は大学生と同じように学食も利用できます。受講後は振り返りワークとして今日学んだこと、気づいたことをみんなで話し合います。WCVコーディネーターという大学選びの専門家が付いてくれることも安心です。

【Q】WCVに参加してみて、その不安は解消されましたか?また、なにかイメージが変わったことがあれば教えてください。

実際に一日キャンパスにいたことで、学生さんが普段どのように学生生活を過ごしているのかを間近に見られ、自分が入学後にどう過ごすかを具体的に考えることができました。学生さんがどのような姿勢で授業を受けているのか、休み時間の移動にはどのくらいの時間がかかるのか、食堂の雰囲気はどうか、授業ではどんなことを勉強するのか、パンフレットに書いていないところはどうなっているのかなど、普段の大学の姿に触れられたことは自分にとって良い経験になりました。

実際にWCVを体験した人のインタビューの一部です。

 

その他の参加高校生の感想でも大学の普段の授業を体験できたことで、参考になった高校生が多いようです。

  • 「授業の様子を見たことで、学生の主体的なところを実際に感じることができ、良かった」(1年生)
  • 参加した授業では自主性を求められることが多く、学ぶのもさぼるのも自分次第だと改めて実感しました」(2年生)
  • 「オープンキャンパスでは感じられないこともあり、本当に1日大学生になった気分でした」(2年生)
  • 「学生たちが普段どのように過ごしているのかを見ることができたのと、授業の難しさなどを知ることができ、良かったです」(3年生)
  • 「オープンキャンパスでは分からないありのままの大学がどのようなものか分かった。自分の進路に向けて新しい見方が出来るようになったと思う」(3年生)
  • 「他の大学のWCVにも参加させてもらいましたが、参加するたびに視野が少し広くなっていくような気がします」(3年生)

大学の日常に触れるわけですから、実際は寝ている大学生やスマホをいじっている大学生を見ることもあるようです。しかし、そういった本当の姿を知れることが、学生にとっても刺激になるようです。

2014年度は、32大学で開催

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全国の32大学がWCVを活用しています。2014年度の開催は終わりましたが、そろそろ2015年度が始まるようです。開催大学は地域、日程、学部系統から選ぶことができます。授業を公開するというのは、なかなか難しいところがあり、単純な問題ではないようですが、メディアにも取り上げられるようになり、学校のありのままの姿を見せようという大学が増えてきています。

高校1年生は文理選択のために、高校2年生は大学選び・学部学科選びのために、高校3年生は受験する大学を知るためにWCVへの参加を促しています。

まとめ

オープンキャンパスだけでなく、平日の大学を見ること、見せることは大切なことだと思います。WCVのキャッチコピーは「フダン着の大学に会いに行こう」です。オープンキャンパスのような事前準備のできるもので学生に喜んでもらうことも大切ですが、学生のミスマッチに悩んでいるという大学は一度WCVを検討してみてはいかがでしょうか。

WEEKDAY CAMPUS VISIT導入に関するお問い合わせはこちらまで

WEEKDAY CAMPUS VISIT事務局 info@wdcv.net

 

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