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イベント・施策
SNSで拡散されている大学生が考えた「5つの合言葉」とは?
明治学院大学
SNSが普及し、若い学生にとってはコミュニケーションにおいて必要不可欠なものとなりました。しかしSNSによるトラブルが増発していることも事実です。最近では、商品に異物が混入していたことがSNSから拡散して、社会問題にもなりました。明治学院大学ではSNSの活用方法において、学生への注意喚起も含めた施策を行い、その取り組みが話題になっています。SNSへの注意喚起が、SNSによって拡散されたことで注目を集める面白い施策です。
明学生が考えたSNSのための5つの合言葉
学生の広報委員が実施した広報誌のアンケートから、学生がSNSの活用法に疑問を抱いていることがわかりました。そして、そのアンケートを基にSNSのための5つの合言葉は生まれました。広報委員によってたくさんのキャッチコピーがつくられ、その中からさらに厳選して5つまで絞られていきます。その選定の過程でもアンケートでブラッシュアップしていったそうです。まずは、その5つのキャッチコピーをご紹介します。
これらのキャッチコピーはすべて学生が考えたようです。大学の公式サイトにも紹介されているように、広報課と連携をとりながら、情報収集をして進めていったそうです。広報課担当者はこの取り組みによる反響について、このように話しています。
おかげさまでたくさんの方から反響があり、学生たちも驚いていると同時に、励みになっているようです
(明治学院大学広報担当者)
「バカッター」という言葉が生まれたように、学生に限らずSNSの使い方は多くのトラブルを生んでいます。特に、学生は日常をSNSで報告することも多く、こういったトラブルを引き起こしてしまうケースもあります。そのような中で、学生発信でこのような注意喚起ができたということも話題になった要因でしょう。
SNSの上手な使い方とは
この取り組みによって、SNSの使用を制限するのではなく、もう一度向き合い方を考えてみようという狙いがあるそうです。
- 友だちは、フリー素材じゃありません。
- その個性の出し方、間違っていませんか?
- デマの中継所にならないでっ!
- 昨日、SNSで何を見たか、思い出せますか?
- 歩きスマホは、歩く武器。
社会で話題になっている問題に、タイムリーに切りこんだ取り組みでした。5つのキャッチコピーを肝に免じて、学生だけでなくSNSの使い方を考え直さなければいけません。
最後に、5つの合言葉は次の言葉で締められています。
私たちもSNSもまだ未熟。だから、みんなで考えながら育てていこう。
SNSは、人を傷つけるためのものではなく正しく使えば、人と人との距離を近づける最強のツール。
一人ひとりのおもいやりがあなたとSNSを変えていく。
これを読んだあなたから、SNSとの付き合い方を考えていこう!
まとめ
学生と大学が連携を取った、SNSによって認知されたSNS活用法のための告知でした。学生の取り組みに柔軟に対応できる大学というのも素晴らしいですね。